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剪定にも使えるチェーンソー!長く使っていくためのメンテナンス
庭木の剪定をはじめ、のこぎりではどうしても時間がかかるときに便利なのがチェーンソーです。 以前は高価で簡単に手を出せるものではありませんでしたが、現在はかなり安価で手に入るようになり、身近なものになりました。 メンテナンスフリーな機械ではないため、安全に使い続けるためにも、使った後にはメンテナンスをする必要があります。
目次
チェーンソーの寿命
使い方にもよりますが5年程で故障してしまうことがあります。
しかし、メンテナンスを繰り返していくことで、寿命を延ばす(20年以上使い続けることも可能)ことができるのはチェーンソーも同じです。
劣化しやすい場所は、
カッターの刃
オイルの吹き出し口
切りくずが溜まりやすい場所
この3カ所で、重点的にメンテナンスしていくといいでしょう。
メンテナンスに必要な道具
チェーンソーは、その機能から見ても、切りくずをはじめごみが溜まりやすい場所がいくつもあります。
掃除するために必要な道具を用意しておくのがポイントです。
エアダスター:乾いたごみを吹き飛ばす
ブラシ:付着してしまったごみを掃除するために必要
マイナスドライバー:固着してしまったごみや汚れを書きだすために使う
エンジン回りの掃除法
エンジンは、安全のため直接触れないようにカバーが取り付けられています。
このカバーで、内部にごみが溜まっていても気が付かないことが良くある場所です。
すき間にごみが溜まりこむので、きれいにかきだしておくといいでしょう。
エアクリーナー
エンジンに空気を送り込むために必要ですが、取り外すときには間違ってごみが入らないようにしなければいけません。
取り外したら、エアダスターなどでごみを吹き飛ばし、傷など破損がないか確認します。
カッターの点検と研ぎ
チェーンソーの刃は、使っている間に丸くなっていきます。
だんだんと切れ味が落ちてきたら、専用の棒やすりで研ぐことが必要です。
刃によって専用のものがありますが、エンジンがかからないように注意して作業しましょう。
水平に固定し、刃の前方にやすりをあてて、角度が30度あたりになるように研ぎます。
オイルの確認
チェーンソーは、オイルが噴き出す構造を取っています。
紙などを敷き、刃を回転させてオイルが噴射するのを確認するといいでしょう。
2~3回転させて吹き出せば問題ありません。
出ないときには、刃を取り外してつまっている部分を掃除する必要があります。
まとめ
チェーンソーは、メンテナンス次第で寿命が変わってきます。
難しいメンテナンスではないので、使った後には確認を込めてやっておくといいでしょう。
刃も寿命があり、研いだだけでは対応できず、交換する時期もきます。
こうしたメンテナンスは、必ずエンジンがかからないようにしてするのが大切です。
ナムROOM